【研修案内】OPI(Oral Proficiency Interview)基礎講座

OPI基礎講座-初級から学習者のことばを引き出そう

ACTFL-OPIという会話能力テストについて聞いたことがありますか?

 「ACTFL-OPI」とは、ACTFL(アクトフル)が開発した外国語の口頭運用能力を測定するためのインタビューテストのことです。ACTFLはThe American Council on the Teaching of Foreign Languages(全米外国語教育協会)という外国語教育についての学会の略称です。そして、「OPI(オーピーアイ)」は”oral proficiency interview”の頭文字です。(日本語OPI研究会HP参照)

 初級レベルは、まだ習っていない表現や語彙が多いから、会話はできなくて当たり前?実は、そんなことはありません。初級レベルからことばを交わし、やりとりを成立させることは可能です。ただ、そうするためには学習者の興味関心のある話題を選んだり、学習者が話しやすいようにYes/No疑問文と5W1H疑問文をうまく使い分けたりと、教師が質問の仕方や対話の流れを工夫することが必要です。OPIのテスター資格取得者である大兼敦子先生と一緒に、初級レベルから学習者のことばを引き出す方法を学び、実践してみましょう。

日程:
※いずれもメキシコ時間(UTC -6)月曜日10:30~12:30(計10時間)

月・日内容
110月30日– オリエンテーション
– OPIって何?
211月6日– OPIのレベルとその特徴
– 評価観点
– テスターとしてすべきこと/してはいけないこと
– 授業に活かせるポイント
311月13日OPIの構成(インタビューパート)
411月20日ロールカードを作ってみよう
511月27日ロールプレイをやってみよう・まとめ

目的:
OPIの技術を日々の授業でどう活かせるかについて考える。

講師:
大兼敦子(コスタリカ日本文化センター / Casa de Idiomas)
佐藤志穂(国際交流基金メキシコ日本文化センター)

言語:
主に日本語
** 資料には適宜スペイン語注釈が入ります。

実施媒体:
Zoom
** ブレイクアウトルームを使った活動がありますので必ずパソコンからご参加ください。

受講料:無料

定員:
15 人
** 定員を上回る応募があった場合、抽選を行います。

参加要件:

  1. メキシコ・中米カリブ地域でゼロ初級~初中級の学習者に教えている現職日本語教師
  2. 日本語を母語としない方はJLPT N3合格相当以上、CEFR/JFスタンダード B1以上の日本語運用能力を有すること
  3. 5回すべてに出席できること(回ごとの単発参加はできません)
  4. 1年以上日本語を教えた経験があること(アシスタント不可)

修了証
発行あり(修了要件は初回オリエンテーション時にご説明いたします。)

お問い合わせ:
国際交流基金メキシコ日本文化センター日本語班
MC_nihongo(at)jpf.go.jp

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