【研修案内-締切済】OPI(Oral Proficiency Interview)基礎講座②

OPI基礎講座②-自然な会話ってどんな会話?

ACTFL-OPIという会話能力テストについて聞いたことがありますか?

「ACTFL-OPI」とは、ACTFL(アクトフル)が開発した外国語の口頭運用能力を測定するためのインタビューテストのことです。ACTFLはThe American Council on the Teaching of Foreign Languages(全米外国語教育協会)という外国語教育についての学会の略称です。そして、「OPI(オーピーアイ)」は”oral proficiency interview”の頭文字です。(日本語OPI研究会HP参照)

本講座は11月に実施した「OPI基礎講座」の続編です。前回参加しなかった方も申込可能です。OPIのテスター資格取得者である大兼敦子先生と一緒に、OPIの会話を分析しながら、会話能力を包括的に評価する方法と自然な会話をつくる要素について考えます。みなさんはどんな会話が「自然な会話」だと思いますか?文法や語彙が正しいだけでは自然な会話にはなりません。誰と、どんな場面で話すのかに応じてインフォーマル/フォーマルを使い分ける社会言語能力、スムースにコミュニケーションがとれるよう、何をどんな順番で話すか組み立てたり、相づちや言い換えをしたりする語用論的能力など、自然な会話を支える要素を広い視野でとらえてみましょう。講座の最後には、普段ご自身が授業で使っている会話教材を持ち寄り、会話例をより自然な形に書き換える活動も行う予定です。

日程:
※いずれもメキシコ時間(UTC -6)月曜日10:30~12:30(計10時間)

月・日内容
11月15日オリエンテーション・OPIの評価観点と基準
21月22日会話の分析方法
宿題:会話を分析しよう(1)
31月29日宿題の結果のシェア・講師からのフィードバック
ミニ・レクチャー:自然な会話とは
宿題:会話を分析しよう(2)
42月5日宿題の結果のシェア・講師からのフィードバック
ミニ・レクチャー:自然な会話とは
宿題:自分が使っている会話教材の中から会話例を1つ選ぶ
52月12日選んだ会話例をより自然な形に書き換える活動・講座全体のまとめ

目的:
1. 学習者の会話能力をさまざまな観点から適切に評価することができる。
2. 自分が使っている会話教材をふりかえり、より自然な会話になるよう編集することができる。

講師:
大兼敦子(コスタリカ日本文化センター / Casa de Idiomas)
佐藤志穂(国際交流基金メキシコ日本文化センター)

言語:
主に日本語
** 資料には適宜スペイン語注釈が入ります。

実施媒体:
Zoom
** ブレイクアウトルームを使った活動がありますので必ずパソコンからご参加ください。

受講料:無料

定員:
15 人
** 定員を上回る応募があった場合、抽選を行います。

参加要件:

  1. メキシコ・中米カリブ地域でゼロ初級~初中級の学習者に教えている現職日本語教師
  2. 日本語を母語としない方はJLPT N3合格相当以上、CEFR/JFスタンダード B1以上の日本語運用能力を有すること
  3. 5回すべてに出席できること(回ごとの単発参加はできません)
  4. 1年以上日本語を教えた経験があること(アシスタント不可)

修了証
発行あり(修了要件は初回オリエンテーション時にご説明いたします。)

お問い合わせ:
国際交流基金メキシコ日本文化センター日本語班
MC_nihongo(at)jpf.go.jp

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